日本郷土資料保存協会

リンク集

資料の保存に関係する団体

http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/digitization/consult.html
情報保存研究会
資料保存委員会
日本アーカイブズ学会
アーカイブズカレッジ
歴史資料ネットワーク
市民アーカイブ多摩


図書館の郷土資料保存に関係しそうな法律

■図書館法(抜粋)
(図書館奉仕)
第三条  図書館は、図書館奉仕のため、土地の事情及び一般公衆の希望に沿い、更に学校教育を援助し、及び家庭教育の向上に資することとなるように留意し、おおむね次に掲げる事項の実施に努めなければならない。
一  郷土資料、地方行政資料、美術品、レコード及びフィルムの収集にも十分留意して、図書、記録、視聴覚教育の資料その他必要な資料(電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られた記録をいう。)を含む。以下「図書館資料」という。)を収集し、一般公衆の利用に供すること。

■著作権法(抜粋)
第三十一条  国立国会図書館及び図書、記録その他の資料を公衆の利用に供することを目的とする図書館その他の施設で政令で定めるもの(以下この項及び第三項において「図書館等」という。)においては、次に掲げる場合には、その営利を目的としない事業として、図書館等の図書、記録その他の資料(以下この条において「図書館資料」という。)を用いて著作物を複製することができる。
一  図書館等の利用者の求めに応じ、その調査研究の用に供するために、公表された著作物の一部分(発行後相当期間を経過した定期刊行物に掲載された個々の著作物にあつては、その全部。第三項において同じ。)の複製物を一人につき一部提供する場合
二  図書館資料の保存のため必要がある場合
三  他の図書館等の求めに応じ、絶版その他これに準ずる理由により一般に入手することが困難な図書館資料(以下この条において「絶版等資料」という。)の複製物を提供する場合


郷土資料保存に関する国の取り組み

(総論)
■国の図書館振興行政に関する情報
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/index.htm

(ずいぶん前から議論されています。)
■2005年の図書館像~地域電子図書館の実現に向けて~
(2000/12地域電子図書館構想検討協力者会議)
http://www.mext.go.jp/・・・/shougai/005/toushin/001260.htm

(その他参考)
■トップ > 教育 > 社会教育 > 図書館の振興 > 図書館実践事例集 ~人・まち・社会を育む情報拠点を目指して~ > 電子図書館
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/jirei/1346620.htm

■文部科学省公表資料”電子図書館”検索結果
http://www.mext.go.jp/result.html・・・

一方で、書籍の電子化には、著作権が生きているものについては、著作権者の同意の作業で、複雑で面倒な作業が伴うのも事実です。
http://www.janul.jp/j/publications/reports/71/s4.html
上記、URLのとおり国立大学を中心とした大学図書館の方が電子化の取組は先行しています。

また、納本制度や著作権法の特例を活用して、国立国会図書館を活用する方法も考えられるかも知れません。
http://www.huffingtonpost.jp/・・・/out-of-print-books-come・・・

そしてなにより、文部科学省は、地方公立図書館の運営について、以下の告示により、郷土資料の整備及び電子化について、努力を求めています。
■図書館の設置及び運営上の望ましい基準(平成24年12月19日文部科学省告示第172号)
http://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/1282451.htm
・都道府県立図書館は、次に掲げる事項について、当該都道府県内の図書館の求めに応じて、それらの図書館への支援に努めるものとする。
エ 郷土資料及び地方行政資料の電子化に関すること
・市町村立図書館は、前項の方針を踏まえ、充実した図書館サービスを実施する上で必要となる十分な量の図書館資料を計画的に整備するよう努めるものとする。その際、郷土資料及び地方行政資料、新聞の全国紙及び主要な地方紙並びに視聴覚資料等多様な資料の整備にも努めるものとする。また、郷土資料及び地方行政資料の電子化に努めるものとする。

 一方で、本告示の内容のほとんどは努力目標に過ぎません。これは、国も自治体も運営財源の確保に苦慮するなか、全国一律的な補助を行うとしたら、莫大な費用が掛かりそれを国民・納税者が許容できるのかという問題があるからです。
(例えば、都道府県図書館(60館)に1億円/年、市区立図書館(2,572館)に5千万/年、町村立図書館(596館)に2千5百万/年、国が補助するとした場合、総額1495億円/年)の費用が必要で、金額を1/2にして748億円、1/3にして498億円必要になります。※館数は、日本図書館協会>日本の図書館統計>公立図書館集計から引用。)


論文

いろいろあるんでしょうが、さしあたり紹介されたものだけ
大原社会問題研究所雑誌 666号
「基礎的自治体の地域博物館のあり方に対する指標」『地方史研究』、65(2)、2015年。
『記録と史料』、25、2015年。


文献

日本アーカイブズ学会のサイトより
電子環境におけるアーカイブズとレコード—その理論への手引き 青山 英幸著 岩田書院 2005
アーカイブ事典 小川千代子、高橋実、大西愛編著 大阪大学出版会 2003
文書館入門 小川千代子著 国際資料研究所 1997
岩田書院から文書館シリーズ
情報公開の源流 30年原則とICA 小川千代子著 (岩田書院ブックレット 1) 1996
日本の文書館(もんじょかん) 高野修著 (岩田書院ブックレット 2) 1997
中村修「「市民活動資料」の保存・調査・活用をめぐって」『大原社会問題研究所雑誌』666号、2014年より
『全国歴史資料保存利用機関連絡協議会公文書館法問題小委員会報告 公文書館法の意義と今後の課題(案)』(1988年10月)
松岡資明『アーカイブズが社会を変える―公文書管理法と情報革命』(平凡社新書580,平凡社,2011年)
大国正美「在野のアーキビスト論と民間所在資料をめぐって」『名古屋大学大学文書資料室紀要』第21号,名古屋大学大学文書資料室,2013年3月
瀬畑源『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究―』(青弓社,2011年)
網野善彦『古文書返却の旅―戦後史学史の一齣―』(中公新書1503,中央公論新社,1999年)
大濱徹也『アーカイブズへの眼―記録の管理と保存の哲学―』(刀水書房,2007年)


抜き書き

教育基本法(平成十八年十二月二十二日法律第百二十号)
第十三条  学校、家庭及び地域住民その他の関係者は、教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに、相互の連携及び協力に努めるものとする。

これからの時代に求められる国語力について(平成16年 2月 3日 文化審議会答申)
① 考える力,感じる力,想像する力,表す力から成る,言語を中心と した情報を処理・操作する領域 
② 考える力や,表す力などを支え,その基盤となる「国語の知識」や 「教養・価値観・感性等」の領域
①は国語力の中核であり,言語を中心とした情報を「処理・操作する能力」としての 「考える力」「感じる力」 」 「想像する力 「表す力」の統合体として,とらえることがで きるものである。②は,「①の諸能力」の基盤となる国語の知識等の領域である。
 この二つの領域は,相互に影響し合いながら,各人の国語力を構成しており,生涯に わたって発展していくものと考えられる。
 なお,読書は,①の「考える力」「感じる力」 」 「想像する力 「表す力」のいずれにも 関連しており,②の国語の知識等の領域とも密接に関連している。 , 国語力を高める上で 読書が極めて重要であることは,この点からも明らかである。

「国民の読書推進に関する協力者会議」報告書
なぜ今読書が必要なのか
 ◇ 読書は、思考力、判断力、表現力、コミュニケーション力などをはぐくみ、個人が 自立して、かつ、他者との関わりを築きながら豊かな人生を生きる基盤を形成するも の。 
◇ 同時に、今後の社会の最大の資源である「知」へのアクセスや新たな「知」の創造 の鍵となる、社会において不可欠な文化的インフラ。 
◇ 東日本大震災を経験した我が国が、危機的な状況から立ち上がり、もう一度未来を 創造する力を養うため、一人一人に、また、社会全体に今こそ読書が必要。

これからの図書館像−地域を支える情報拠点をめざして−(これからの図書館の在り方検討協力者会議 報告 平成18年3月)
3.	地域住民の方々へ
 図書館は、資料や情報の探し方を案内し、調べものを支援し、地域の課題解決に必要な情報を提供することができます。
 これまで、文学書や新刊雑誌、絵本などを読んだり借りたりするために図書館を利用したことがある人はたくさんいますが、生活や仕事に必要な資料をレファレンスサービスを活用して入手したり、自分や家族が抱えている問題を解決するために必要な情報をレファレンスサービスを活用して入手したことがある人は、まだごく一部にとどまるのではないでしょうか。
 今日の社会では、自己判断・自己責任が求められる傾向が強くなってきています。これに対処するには、意思決定に必要な正確で体系的な資料や情報を的確に得ることが必要不可欠となっています。このような資料を、住民が気軽に入手できるようにする役割を担っているのが図書館なのです。皆さんが図書館へ行き、どのような情報を求めているかを伝えれば、図書館職員が様々な資料から関連する情報を収集し、体系的に整理して提供してくれるはずです。図書館は、資料の貯蔵庫ではなく、情報を提供するために様々な活動を展開する施設なのです。
 また、国際的な知の大競争時代と言われる21世紀において、子どもの頃から情報を活用する能力や読解力を身につけることが、子どもたちの未来、ひいては我が国の持続的な発展のために不可欠です。その意味では、幼児期からの読書習慣の形成と読書環境の整備がきわめて重要です。これまでも多くの図書館で、児童コーナーやヤングアダルトコーナーの設置、ブックスタート事業、読み聞かせ等、児童・青少年サービスの充実が図られてきています。文部科学省が平成16年度に実施した「親と子の読書活動等に関する調査」によれば、保護者が子どもを「図書館へ連れて行く」等の支援をしている場合、本を読むことが好きな児童・生徒の割合が高いという結果も出ています。子どもの読書活動を推進する上で図書館が果たす役割は、ますます大きくなっています。
 図書館は、利用する皆さんを通じて地域のニーズを把握し、サービスの充実を図っていくことができるのです。皆さんは、図書館が本来持っている機能を認識した上で、図書館がその機能を十分に発揮し地域に役立つ施設となるよう、図書館や地方公共団体の行政部局に対して積極的に働きかけてください。
 また、全国の約半数の図書館では、ボランティアとの連携・協力により活動の充実を図っています。地域の方々が自主的な組織をつくり、図書館を支援する様々な活動を行っている例もあります。このような活動は、地域の方々に図書館の機能を理解してもらう上で、さらには社会参加意識を醸成する上でも有意義な活動です。図書館の運営に対する積極的な参画をお願いします。

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